隣のキミに恋した場合。~幼なじみの甘い誘惑~




「そうなの! 何かいい案ある?」


食いつき気味にテーブルに肘をついて一煌に顔を近付ける。


「その“お友達”ってどんな人? 俺の知ってる人?」


まさかその“お友達”について一煌が聞いてくるとは思わなくて一瞬思考回路が停止する。


こ、これは何と答えるべきなのか。


自分のことを架空のお友達と例えているなんて、口が裂けても言えない。


まさかの返しに頭が回らなくてテンパる。


「一煌の知らない人かな。その子ね可愛いんだよ~」


苦し紛れにこんなこと言ってるけど、何言っちゃってんの私!


「可愛い、ね。ふぅん」


ほら絶対に怪しんでる……墓穴掘ったかもしれない。


一煌にバレないように隠してたのに、私ってバカ。


「まず異性として意識してもらわなきゃダメだろ。

幼なじみから特別な存在にならなきゃ話になんないし」


「そ、それはわかってるよ。

だからどうすればいいかっていうのを相談してるんでしょ」