どうしよう!? 私にとっては深刻な悩み事なのに。
やっぱり真子ちゃんの言う通りにした方がいいのかな。
ううん、そんなことしたら絶対に今以上に意地悪されることは目に見えてる。
あ~~どうしたらいいんだろう。
頭を抱えて悩む私を横目にまた閉じた漫画の続きを読み始めた一煌。
人がこんなに悩んでるというのに、何よ。
呑気に漫画なんか読んじゃって!
て、一煌に八つ当たりしても仕方ないんだけど。
ウジウジ悩んでても前に進まないんだから、それとなく言ってみることにしよう。
そう決めた私は姿勢を正して真向いに座ってる一煌をまっすぐに見る。
「ねぇ、一煌」
「今度は何?」
「あの、好きな人に振り向いてもらうにはどうしたらいいと思う?
そう! これは友達の話なんだけどね、男の人の意見聞きたいなって思って」
友達の話とか在り来たりだけど、怪しまれないためにはこれしかない。


