「待たせてごめんねお嬢ちゃん、行こう。


…お嬢ちゃん?」


戻ってきたお兄さんは全く反応を示さない私を不思議そうに見た。


「ねえ!


どうして皆楽しそうなの?!」


「え?


どうしてって…皆この仕事が好きだからだよ。」


「私もなりたい!」


「…うん、なれるよ。


絶対になれる。」