机の横に下げていた私の鞄を、篠崎君は持ち教室を出ようとする。 クラスの声が耳に入ってくる。 「何で宮野さん!?」 「意味わかんないんだけど!!」 私も分かりません! 立ち上がり、優希の方に顔を向けると 「いってらっしゃい」 と満面の笑顔。 着いてきてくれるんじゃなかったの!? 先に行く篠崎君を、私は追いかける様に教室を出た。