~放課後~ 今日、阿津斗君のことは三回見た。 目も合わせず、お互い声も掛けず――― まるで私の存在は、なかったかのようだった。 でも、だからって涙が出るわけでもなくただ別れたんだなって実感させられただけ。 「晴!」 優希の呼び掛けに顔を上げると、教室の出入り口を指差された。 嘘…でしょ。