繋がる白球の思い



「へー、川瀬先生は独身なんですか!
いい男が勿体ないですね〜」



「ここが母校なんですよね?
数学科の先生なんですよね?」




酔いが回った奥様がたの話が耳を掠める。



『保護者会っていうより、
後半は親睦会のようなものよ』



母が、昨日の電話で言っていたことを思い出した。



これも伝統なんだと、少し納得できる




「川瀬さんも、1杯いかがですか?」




近くに来た奥様に、お酒を誘われたが
車で来たのでお断りした。