うう… 「てか、キューピット役はかなちゃんだろ?」 納得いかなそうな顔をしているのを見てか、一番痛いところをついてきた。 「…そうだけどさ…、楓と遊んでも彼方の話だし、彼方なんか夕食の時いも“早く彼氏つくれよな〜…まぁ、無理そうだけど”ってあざ笑うし!!…って笑わないでよぅ」 清くんの方を見るとわたしの話を聞きながら可笑しそうに笑っていた。 はぁ、と小さくため息をつく 人に話して冷静になった今、すごく小さいことに拗ねていたのが馬鹿らしくなってきた。