「それってさ、自分だけ取り残されて拗ねてただけなんじゃないの?」 人差し指を立てて、そうでしょ?とニコッと笑う清くん。 くそう…わたしの下手なぶりっ子より断然可愛いなぁ!! それに痛いところをついてくる… 本当はね、本当はなんとなく分かってた。 でも認めると自分で自分が小さく見えてしまうようで理解したくなかった 「しょうがないよ、あの二人付き合ってるし」