きっかけはヤキモチです。




「清くん!」


園田清(そのだきよ)くん。


クラスメイトで、さらにわたしの隣の住人(席の)





「あぁ、かなちゃ…「本田ァァ!!」


清くんがわたしの名前を呼び終わる前に、鬼先こと御仁村先生が叫び呼んだのだ


「わわ!!鬼先の声だ!清くん、こっち来て」


私は清くんの腕を引っ張って空き教室に入った。