季節色初恋ストーリー(短編集)



「はぁ……」


ため息?なんで?


「なんで先に言うかな……」


手で顔を隠し、下を向いてい…る?


なんで?


「そ、そそそそれはどいうことですか?」


「俺が言おうと思って瞬に学ランの第二ボタン取るの手伝ってもらってたんだっつうの!」


なんだそれ……


嘘でしょ……


「……ありがと……」


そう言うとゆうは照れたのか


「なんだよー」


なんて言いながら耳まで真っ赤


「ふっ(笑)」


あ、眉間にシワよった〜


「笑うなー」


そう言って抱きしめられた。