包帯少女との恋

高校生活初日。つまり入学式。


そんな私に友達ができたのです。


数分前……

「自己紹介しまーす」


「「あ」の人からーっていないか。じゃあ「い」のひと」


「石城さん?お願いしまーす」


なんて気だるそうな先生なのでしょう


「石城紅実です。よろしくお願いします」


私がたった時、みんながざわつきました。


当然のことなのです。


だから気にしません。


後ろから服の裾をつかまれました。


なんでしょう?


私は振り返りました。