昼休みが終わる前にシンちゃんはわたしと野上くんを見ながら部屋に戻ってきた。わたしをちらりと見ると、口角を上げていた。
お弁当の件、相談しなくっちゃなあ。
その点、野上くんに目を移すとわたしの視線に気づいたのか、やっぱりニコリと笑っている。
どうやらお弁当の件で弾むように仕事の準備をしている。
しぶしぶ薄ら笑いを野上くんに見せるしか他なかった。
昼休みが過ぎて少しずつでも文章を、と練りに練っているところ、わたしの机に置かれた電話の内線が鳴る。
「有沢です」
「有沢~。お願い、緊急事態発生!」
また渡瀬先輩からのご指名だ。
「わかりました。ちょっと待っててください」
電話を切り、席を立つ。今回はどんなトラブルなんだろう。
「下の階、いってきます」
いってらっしゃい、と二人に見送られながら、下の階へと階段を駆け抜けていった。
「有沢~」
下の階のドアを開けると、奥のデスクの島で渡瀬先輩が両手を振ってわたしを出迎えてくれる。
「トラブルですか?」
「まーたデータがおかしくなっちゃってさ。バックアップはとってあるんだけど、うまくいかなくてさ」
といって、渡瀬先輩からバックアップ用に保存されたデータの入ったCDをもらい、渡瀬先輩のパソコンを使ってデータを拾いなおした。
「ありました。来月号のものでいいんですよね」
「うん。それそれ」
データをひっぱりあげて、データを渡瀬先輩のパソコンへ保存し、共有するサーバのファイルに入れ直した。
お弁当の件、相談しなくっちゃなあ。
その点、野上くんに目を移すとわたしの視線に気づいたのか、やっぱりニコリと笑っている。
どうやらお弁当の件で弾むように仕事の準備をしている。
しぶしぶ薄ら笑いを野上くんに見せるしか他なかった。
昼休みが過ぎて少しずつでも文章を、と練りに練っているところ、わたしの机に置かれた電話の内線が鳴る。
「有沢です」
「有沢~。お願い、緊急事態発生!」
また渡瀬先輩からのご指名だ。
「わかりました。ちょっと待っててください」
電話を切り、席を立つ。今回はどんなトラブルなんだろう。
「下の階、いってきます」
いってらっしゃい、と二人に見送られながら、下の階へと階段を駆け抜けていった。
「有沢~」
下の階のドアを開けると、奥のデスクの島で渡瀬先輩が両手を振ってわたしを出迎えてくれる。
「トラブルですか?」
「まーたデータがおかしくなっちゃってさ。バックアップはとってあるんだけど、うまくいかなくてさ」
といって、渡瀬先輩からバックアップ用に保存されたデータの入ったCDをもらい、渡瀬先輩のパソコンを使ってデータを拾いなおした。
「ありました。来月号のものでいいんですよね」
「うん。それそれ」
データをひっぱりあげて、データを渡瀬先輩のパソコンへ保存し、共有するサーバのファイルに入れ直した。

