計画的俺様上司の機密事項

「夏穂、愛してるよ」

ぎゅっと抱きしめてきたので、わたしも同じくぎゅっと抱きしめた。

もう離さない、離れない一心で。


「あ、そうだ。今日のデートでランジェリーショップでもいって、夏穂にお似合いのヒラヒラのレースがついたスケスケの下着でも探さないとな。あと露天風呂のある宿も探さないと。大掃除のついでに居間の隣のスペースが空いてるから、ダブルベッドを新調しよう。それなら一緒に夜を過ごせる」


「は? 何いってるのっ!」


「教育するっていったろ。最初から教育されてんだよ、オレ好みにな」


「もう、シンちゃんのえっちっ!」


「はいはい、エロいおじさんで悪うございました。そんな男を好きになった夏穂がいけないんですー」


相変わらずいろんな顔を持つシンちゃんだけど、そんなシンちゃんのことが大好きだ。


「ずっとこれからも夏穂をいろんな意味で教育していくのでよろしく頼むな」


「何よそれ、まったくシンちゃんったら」


「はい、お得意の妄想がはじまりましたよ。妄想通りのことしたくなったならいつでも手伝ってやるから」


「だから、もういいって」


これ以上ない幸せをシンちゃんからたくさんもらった。

シンちゃんの思うツボになっている感じはするけれど。

愛するシンちゃんとこの先もずっと一緒に居られると思うだけで、幸せの階段を一歩ずつ駆け上がっていける最高の喜びを教えてくれるんだろうな。

シンちゃんと改めて新しい生活を楽しみながら、ずっと愛を育んでいきたい。

そう心から願った。


(了)