計画的俺様上司の機密事項

部屋の明かりを消し、ベッドサイドのランプを灯す。

シンちゃんの大きな腕の中にカラダがすっぽりと覆い尽くされる。

顔をあげるとシンちゃんは軽くキスをしてくれた。

ベッドに寝かされると、シンちゃんがわたしのカラダの上にのる。

ゆっくりと唇を重ねていくうちに、口の中を探るようになめらかに舌がするりと入ってきた。

舌をからませあっていくうち、頭がぼんやりとしていく。

唇が離れると、今度は首筋に唇を這わせていった。

ぞくぞくと味わったことのない感覚が自分の奥底を刺激する。

シンちゃんの大きな手がわたしのパジャマを脱がせていく。


「かわいい下着つけやがって」

シンちゃんの熱い視線が降り注ぐ。

悩んだけれど、ピンク色に赤いリボンがついた下着にした。

シンちゃんも着ていた服を脱ぎ捨てると黒色のトランクスだけになった。

以前ちょこっとだけ腹筋がみえたこともあったけれど、筋肉がほどよくついた引き締まったカラダにドキっとしてしまう。

下着を身につけたまま、カラダの線にそって舌が、指が、唇がなぞっていく。

なぞればなぞるほど、知らなかった感情があふれてくる。

下着姿を堪能したであろうシンちゃんに上下の下着を脱がされ、シンちゃんの目にさらされる。

それでもシンちゃんはわたしを知ろうとしてやめない。

声にならない声がわたしの口から漏れ始める。

その声が聞こえたのか、わたしの体から唇を離す。