計画的俺様上司の機密事項

告白をした夜は眠れなかったけれど、次の朝になってシンちゃんの起こす声で目がさめたとき、ああ、そういえば告白したんだっけ? と夢見ごごちだった。


「せっかく両想いになったのに出かけられないのはさみしいね」


といったけれど、


「夏穂とこうして二人っきりで過ごせるからいい」


とシンちゃんは自信を持って力強くいってくれた。

あの《*arikaho*》さんは何か発言があるかな、と思ってブログをチェックしてみた。

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クリスマスは二人仲良く過ごす予定です。
もちろん、大好きな猫ちゃんとも。
ようやく懐いてくれてよかった。
愛情たっぷり育ててあげれば、気持ちも通じるのかな。
みなさまにも、素敵なクリスマスを過ごしてくださいね。

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猫ちゃん、か。

って、わたしが猫だったりするの?


「ねえ、この猫って何?」


「夏穂のことだよ」


「は? わたしが猫なの」


「猫は気まぐれだからな。それに飯食うし」


「ちょ、ちょっとー!」


「気に入らなきゃ削除しとくけど」


「もう、いいってば。そういう記事がなきゃ困るでしょ」


「さすがわかってらっしゃる」


そういってシンちゃんはクスクスと笑っていた。

わたしもなんだかおかしくて一緒に笑い合った。