シンちゃんはすでに席について仕事を進めていた。
わたしと野上くんの二人一緒に部屋に入ってくるところはじろりと冷たい眼差しを送ってきたけれど。
気を取り直し、自分の席についてたまっていたメールの確認をする。
外部スタッフの大抵が土日にかけて記事を書いて送ってくれているのだが、それに混じって《*arikaho*》さんがたくさん記事を書いて送ってきてくれていた。
忙しい中なのにたくさんの記事を出してくれるなんて、本当にありがたいと思った。
猫との生活はその後、どうしてるんだろうなあ。
あとでブログをチェックしてみよう。
それよりも野上くんがキーボードを小気味よく叩き、ノリノリで仕事をしているのは気にかかったけれど。
お昼休み前になって野上くんが席を立った。
シンちゃんとわたしの二人になってしまった。
「珍しいな。野上がこんな時間に席を立つなんて」
シンちゃんが軽くつぶやいている。
薄ら笑いを浮かべながら、野上くんが席を立ったのは異様だった。
結局お昼もそのまま帰ってこなくて、午後になってからようやく野上くんが戻ってきた。
自分の席につくことなく、まっすぐシンちゃんの机の前に立った。
「結城部長、お話があるんですが」
「どうした。野上」
野上くんは軽く息を吸い、一拍おいて息を吐き、呼吸を整えた。
野上くんの不審な動きなのに、シンちゃんは堂々と資料を読みながら野上くんの言葉を待った。
わたしと野上くんの二人一緒に部屋に入ってくるところはじろりと冷たい眼差しを送ってきたけれど。
気を取り直し、自分の席についてたまっていたメールの確認をする。
外部スタッフの大抵が土日にかけて記事を書いて送ってくれているのだが、それに混じって《*arikaho*》さんがたくさん記事を書いて送ってきてくれていた。
忙しい中なのにたくさんの記事を出してくれるなんて、本当にありがたいと思った。
猫との生活はその後、どうしてるんだろうなあ。
あとでブログをチェックしてみよう。
それよりも野上くんがキーボードを小気味よく叩き、ノリノリで仕事をしているのは気にかかったけれど。
お昼休み前になって野上くんが席を立った。
シンちゃんとわたしの二人になってしまった。
「珍しいな。野上がこんな時間に席を立つなんて」
シンちゃんが軽くつぶやいている。
薄ら笑いを浮かべながら、野上くんが席を立ったのは異様だった。
結局お昼もそのまま帰ってこなくて、午後になってからようやく野上くんが戻ってきた。
自分の席につくことなく、まっすぐシンちゃんの机の前に立った。
「結城部長、お話があるんですが」
「どうした。野上」
野上くんは軽く息を吸い、一拍おいて息を吐き、呼吸を整えた。
野上くんの不審な動きなのに、シンちゃんは堂々と資料を読みながら野上くんの言葉を待った。

