冷たい風が強く感じられるようになってきた。
もうじきこの住んでいる地域も冬に近づいてきたのか。
空気の入れ替えのために窓を全開にしていたので、掃除が済むと窓をしめて、すべての戸締りをして自分の席に戻ってきた。
もしかして内線がかかってくるかもとドキマギしていたけれど、とくに電話もなく、自分の仕事を進めることができた。
18時が過ぎた頃、シンちゃんが机の上の整理をしてカバンを持ってこちらに歩み寄ってきた。
「いつもならこの時間にはいないから珍しいな。それじゃ、お先に」
「お疲れ様でしたっ!」
シンちゃんのその余計な一言がムカつくっての。
強めに返事をしたら、怪訝な顔で野上くんはパソコン越しにこちらをみている。
シンちゃんはわたしに構うことなく帰っていってしまった。
「有沢さん、まだかかりそう?」
野上くんが優しく聞いてきてくれた。
「外部の人の記事をチェックして、自分の記事もブラッシュアップさせたいから少し時間がかかりそうだけど」
「そっか。じゃあ、僕ももう少しやっていこうかな」
「無理しなくてもいいよ。戸締りやっておくから」
「次の特集についても話をしたいから、僕も少し付き合うよ」
「わかった」
1時間くらい経ってようやく目処がたち、日報を書き終える。
「もう終わったけど、野上くんは?」
「僕もだいぶ進んだから明日にするよ」
野上くんは机の上に広げた書類を整え、机の中にしまっていた。
「そういえば、さっき特集について話があるっていってたけど」
それを聞いて、片付けていた手をとめ、野上くんがわたしが座る左横に近づいた。
もうじきこの住んでいる地域も冬に近づいてきたのか。
空気の入れ替えのために窓を全開にしていたので、掃除が済むと窓をしめて、すべての戸締りをして自分の席に戻ってきた。
もしかして内線がかかってくるかもとドキマギしていたけれど、とくに電話もなく、自分の仕事を進めることができた。
18時が過ぎた頃、シンちゃんが机の上の整理をしてカバンを持ってこちらに歩み寄ってきた。
「いつもならこの時間にはいないから珍しいな。それじゃ、お先に」
「お疲れ様でしたっ!」
シンちゃんのその余計な一言がムカつくっての。
強めに返事をしたら、怪訝な顔で野上くんはパソコン越しにこちらをみている。
シンちゃんはわたしに構うことなく帰っていってしまった。
「有沢さん、まだかかりそう?」
野上くんが優しく聞いてきてくれた。
「外部の人の記事をチェックして、自分の記事もブラッシュアップさせたいから少し時間がかかりそうだけど」
「そっか。じゃあ、僕ももう少しやっていこうかな」
「無理しなくてもいいよ。戸締りやっておくから」
「次の特集についても話をしたいから、僕も少し付き合うよ」
「わかった」
1時間くらい経ってようやく目処がたち、日報を書き終える。
「もう終わったけど、野上くんは?」
「僕もだいぶ進んだから明日にするよ」
野上くんは机の上に広げた書類を整え、机の中にしまっていた。
「そういえば、さっき特集について話があるっていってたけど」
それを聞いて、片付けていた手をとめ、野上くんがわたしが座る左横に近づいた。

