時間になって今日もまた朝礼が始まる。
ぞろぞろと集まるみんなの態度は金曜日ということもあってか、気が緩んでいるのが目に取れるくらいだらけていた。
「おはようございます」
全員が一礼して、さっさと「昨日と同じ」とあっさりと終わることを心待ちにする。
「ああ、おはよう。金曜日だからってだらだらするな。島野んとこはどうだ? イートアップの改装決まりそうか?」
「え、…あ、はい。昨日の様子ならほぼ、間違いないかと…?」
島野さんは、一瞬うろたえながらもすぐに話を始める。まごつくのは当然で、誰もが目を白黒させていた。
「そうか。日下、前にプラージュ山鼻の案件、手掛けたの覚えているか?」
「…は? 昨日と同じじゃねぇのかよ…」
隣にいる日下さんの呟きが届く。部長にも聞こえたはずなのにそれを無視して口を動かす。
「プラージュ改装したいって話が来てるから、お前に任す」
「あぁ、はい…」
何だこの人は。と言いたげな日下さんは、気のない生返事を返す。
「何だ、柏木。先頭にいるなんて珍しいな? 確か今日、ニットカフェのヒアリングだったよな?」
「…はい、設計は林くんで進めていきます」
「それと、二課の事務処理進んでないぞ」
「…はい」
「あとは、平。サワイクラフト駅ビルの話は進んだか?」
「はい、工藤さんと柏木のおかげで、今日話詰めてきます」
平っちがそう述べると、ばちりと部長の威嚇するような視線とぶつかった。唇に冷笑を浮かべ、薄気味悪い笑みを放つ。
「ほう? 一人で何やら頑張っていた奴がいるようだな。平、それを無駄にするなよ。工藤、お前も一緒に行け」
「あははっ。はい、はい」
「工藤、何を笑ってるんだ、返事は一回でいい」
「はい…。素直じゃないんだから」
「何か言ったか?」
「いえ、何も。…って、聞こえてるだろ」
部長にじろりと一瞥を投げられた彼は苦笑いを浮かべた。
ぞろぞろと集まるみんなの態度は金曜日ということもあってか、気が緩んでいるのが目に取れるくらいだらけていた。
「おはようございます」
全員が一礼して、さっさと「昨日と同じ」とあっさりと終わることを心待ちにする。
「ああ、おはよう。金曜日だからってだらだらするな。島野んとこはどうだ? イートアップの改装決まりそうか?」
「え、…あ、はい。昨日の様子ならほぼ、間違いないかと…?」
島野さんは、一瞬うろたえながらもすぐに話を始める。まごつくのは当然で、誰もが目を白黒させていた。
「そうか。日下、前にプラージュ山鼻の案件、手掛けたの覚えているか?」
「…は? 昨日と同じじゃねぇのかよ…」
隣にいる日下さんの呟きが届く。部長にも聞こえたはずなのにそれを無視して口を動かす。
「プラージュ改装したいって話が来てるから、お前に任す」
「あぁ、はい…」
何だこの人は。と言いたげな日下さんは、気のない生返事を返す。
「何だ、柏木。先頭にいるなんて珍しいな? 確か今日、ニットカフェのヒアリングだったよな?」
「…はい、設計は林くんで進めていきます」
「それと、二課の事務処理進んでないぞ」
「…はい」
「あとは、平。サワイクラフト駅ビルの話は進んだか?」
「はい、工藤さんと柏木のおかげで、今日話詰めてきます」
平っちがそう述べると、ばちりと部長の威嚇するような視線とぶつかった。唇に冷笑を浮かべ、薄気味悪い笑みを放つ。
「ほう? 一人で何やら頑張っていた奴がいるようだな。平、それを無駄にするなよ。工藤、お前も一緒に行け」
「あははっ。はい、はい」
「工藤、何を笑ってるんだ、返事は一回でいい」
「はい…。素直じゃないんだから」
「何か言ったか?」
「いえ、何も。…って、聞こえてるだろ」
部長にじろりと一瞥を投げられた彼は苦笑いを浮かべた。



