父は一緒に住むことも、式の前に籍を入れる事も、二人で相談して決めなさい。と、言ってくれた。
食事をと言われたが、またゆっくり来るからと帰ってきた。
「お母さんがね? たっちゃんの事、『イケメンね?』って、何度も言ってたよ?」
「アハハ、気に入ってもらえたかな?」
「うん。『私がもう少し若ければ…。』なんて言ってたよ?」
「そうだな… お母さんも綺麗だから、有りかもな?」
「えーたっちゃん!?」
「アハハ…冗談だよ? 俺は遥しか考えられないから!」
「本当にもう! この後、買い物に行くんだよね?」
「あぁ、家具は優里の親父さんの会社で、遥の気にいる物を頼んだらいいよ? 優里には俺から頼んでおく。その他の物、今から買いに行くか?」
それからは、デパートに行って、家電や、食器、一通りの物を買って夕飯を食べてアパートまで送ってもらった。
「明日から、フランスだからしばらく逢えないけど、その間に家具を選んどいてくれるか?」
「うん…。 分かった… 気をつけて?」
「遥、愛してるよ? 毎日電話するから! チュッ」
いつもの様にキスを落として帰って行った。
竜仁さんは約束どおり、毎日メールと電話をくれた。

