「遥、何やってるんだ!?」
振り返ると、伊月のおじさんは怖い顔をしてたっていた。
「退院したので挨拶に…」
「…ちょっと来い!?」とバックヤードにでて、食堂に入って行った。
14時を過ぎていたので、食事をしてる人も少なく、私と副店長は奥の窓際に座った。
「遥、体は?」
「あぁ、打撲程度で済んだので、大した事ありませんから。
お見舞いにも来て頂いて、有難うございました。恵さんにも宜しく伝えて下さい。
近いうちに顔見せに行きますからって?」と、私は微笑んで言う。
しかし、副店長の表情は変わらない。
「子供の事も、由香里から聞いてる。 …仕事は急いで復帰しなくていいから、ゆっくり体を休めろ? 西園寺君にもそう言っておいたが!?」
「有難うございます…」
私は俯いてままで、顔を上げれない。
心配する、おじさんの顔をみたら、また、涙が出てきそうだったからだ。
「一人でいると、辛いよな? …瞳もそうだったよ、でもな…西園寺君の事も考えてやれ? 心配でしょうがないんだよ? せめて、来週いっぱい休め?」
「でも…年末年始の忙しい時に休んでたのに…」
「遥? 今無理をすれば、後々辛い事になるかもしれないんだ…。頼むから、もう少しだけ休んでくれ? この際、仕事の事は考えたほうが良くないか? 西園寺君も後継者として動き始めてるだろう? 遥が仕事続けていて、彼を支えられるのか? よく考えてみたほうが良い。」

