「そうですか…」


「あら!こんな時間だわぁ。2人ともご飯うちで食べてったらどう?」


「いえ。今日は久しぶりにちーくんに美愛の手料理を食べてほしいんです」


「可愛いー!ちょー健気だねー!!もぅーほんと私達が引き取ればよかったわぁ。今からでも遅くないかしら……」


最初の方は聞き取れたけどどんどん聞こえなくなったな。


「美愛ちゃん!私の家の子になりましょう!!」


「え、えええ!!?」


えっま、え?


「大丈夫です。美愛には俺がついてるんで」


「きゃーかっこいいこと言うわね!」


ちーくんたらなんてことを……


「ほら暗くなる前に帰りなさい。」


「あっはい!麻生さん今日はありがとうございました。」


「なにかあったらいいに来てね」


「はい!」