星月夜~平凡♀×人気者♂~【短編・完】



「じゃあ…」


「あ、真保」



帰ろうとしたあたしに掛けられた隼人の言葉。


「期待してるから」



…えぇ!?


そんなたいしたものじゃ…ないんだけどな。


「たいしたものあげないよーだっ!!」



胸のドキドキを隠すように、あたしはあっかんべーをして小教室から出ていった。


タタタタッ…


静かに廊下を走っていると、


「あれ?」



今度はまた誰かに見られてる。


「真保ちゃん?」


「…あっ!!響君」


「久しぶりだね~」