星月夜~平凡♀×人気者♂~【短編・完】



―………



連れてこられたのは、小教室。


桜の木に茂る、青葉の隙間から入る太陽の光が教室内を明るく照らす。


あたしが教室内に入ったのを確認すると、隼人はこっちを向いた。


「今日は何の日か…知ってるよな?」



バカ…当たり前じゃん。


「まぁ…知らないなんて言わせねぇけど」



そう言って、ははっと笑う笑顔に胸がきゅんと鳴る。


やっぱり…カッコいい。


「…絶対、来いよ?」


「うん」



あたしが行かないわけないでしょ??


だって、大好きな隼人の誕生日パーティーだもん。