でも…… 隼人もドキドキするの? あたしのことで…ドキドキしてくれてるの…? そう思うと、すごく嬉しくて。 思わず、隼人の背中に回した手に力を込めてしまう。 「真保……」 「……?」 見上げると…優しい笑顔。 「…大好き」 頭上から降ってきた…あたしが欲しかった言葉に涙が溢れた。 瞼にキスをされて。 瞳を閉じた直後に降ってきた、甘いくちづけ。 でも… 「あっ!!」 それは、自分から離す。 少し、むすっとする隼人をよそにポケットを探って、目的の物を取り出すと、隼人へと差し出す。