星月夜~平凡♀×人気者♂~【短編・完】



普通に軽い気持ちで聞いただけだった。


なのに、隼人は予想外な反応を示した。


急に黙り込んで、ぷいっとあたしから目を逸らす隼人。


え…あたしなんか…ダメなこと聞いた?


あたふたしていると、隼人は…恥ずかしそうに…でも…


はっきりとあたしに向かって言ったんだ。


「…っ……そんなのっ……



俺が真保のこと…




好きだからに…決まってんじゃん」



え………


今……なんて言ったの……?


顔に熱が上がっていく。


信じられないよ…


今日は信じられないことばかりだよ…。


「だから…言えよ。お前の好きな奴」


「……だよ」


「何……?」