「勝手に…いなくなんじゃねぇよ」 あたしを抱き締めているのは… 間違いなく…隼人だった。 少し怒っている隼人。 「だって…だってぇ……」 なぜか安心してきて、目に涙が浮かぶ。 この温もりがあたしに安心を与えてくれるんだ。 「もう…何も言うな」 「え……んっ」 隼人は早口でそう言うと…… あたしの唇を奪った。 ねぇ… あたしは…夢を見てるのかな? だって…あの隼人がだよ? 学年一人気者の隼人が…あたしにキスするなんて… 信じられないよ…。