星月夜~平凡♀×人気者♂~【短編・完】



「勝手に…いなくなんじゃねぇよ」



あたしを抱き締めているのは…


間違いなく…隼人だった。


少し怒っている隼人。


「だって…だってぇ……」



なぜか安心してきて、目に涙が浮かぶ。


この温もりがあたしに安心を与えてくれるんだ。


「もう…何も言うな」


「え……んっ」



隼人は早口でそう言うと……


あたしの唇を奪った。


ねぇ…


あたしは…夢を見てるのかな?


だって…あの隼人がだよ?


学年一人気者の隼人が…あたしにキスするなんて…


信じられないよ…。