星月夜~平凡♀×人気者♂~【短編・完】



―………


あと響君との距離が3センチ…


そんな時だった。


走って近付く人物が見えた。


そっちを見たけれど、涙で滲んでよく見えない…。


そして…


ガンッ!!


いきなり鈍い音と共に、響君があたしから離れた。


そして、その直後。


バッシャーン!!


水しぶきが上がって、


「きゃっ…」



あたしは、少し水を浴びた。


「……俺の」



…え……?


この声は……


「……あっ」



顔を見ないまま、その人物に強い力で引き寄せられる。