星月夜~平凡♀×人気者♂~【短編・完】



*隼人Side*



パーティーの挨拶が終わり、周りのマダム達を、ようやく振り切って自由になった。


さて…真保を探そうとした時だった。


「隼っ…」


「隼人君」



遠くから真保に呼ばれると思ったら、別の声が被せられた。


見ると…いつも俺の周りにベタベタくっついている取り巻きのリーダーだった。


なんだよ…こいつ。


せっかく真保が話しかけようとしてたのに…


邪魔しやがって…。


心の内で舌打ちをしたけど、ほっとくわけにもいかないから、しょうがなく、


「ん?」



優しい作り笑いを浮かべる。


案の定、赤くなってもじもじする女。


…早くしろよ……。


そして…