星月夜~平凡♀×人気者♂~【短編・完】



自分の顔を見られたくなくて、向かったのは…


隼人の家にあるプールサイド。


プールの淵に座って、足を宙にぶらぶらさせる。


あたし…


幼なじみだから、なんでも知ってるつもりでいた。


でも…実際は…


何も知らないじゃん。


見上げると、星達の光が藍色の空を照らしていて綺麗だった。


ねぇ…あたしの恋は、やっぱり叶わないんだね。


そう実感すると、自然に涙が溢れた。


「…真保ちゃん?」


「!!」



突然、名前を呼ばれて体がびくっと跳ねた。


やだっ…泣き顔、見られたくないっ…!!