欲を出せば、もっと触れていて欲しかった。 「じゃ…また後でな?」 くすっと笑った、その横顔でさえもカッコよくて。 あたしは、 「………うん」 頬を赤らめながら、小さい返事しかできなかった。 …危なかった。本当に…… 隼人に… 隼人の瞳に囚われるところだった…。 まだ熱い頬を俯かせながら。 あたしは玲奈が先に行ったパーティー会場に入った。 もう少し、あの執事が遅かったら… 今頃はどうなっていたんだろ? なんて考えながら……