星月夜~平凡♀×人気者♂~【短編・完】



欲を出せば、もっと触れていて欲しかった。


「じゃ…また後でな?」



くすっと笑った、その横顔でさえもカッコよくて。


あたしは、


「………うん」



頬を赤らめながら、小さい返事しかできなかった。


…危なかった。本当に……


隼人に…


隼人の瞳に囚われるところだった…。


まだ熱い頬を俯かせながら。


あたしは玲奈が先に行ったパーティー会場に入った。


もう少し、あの執事が遅かったら…


今頃はどうなっていたんだろ?


なんて考えながら……