そんなこと言ってくれるなんて…思わなかったから。 しかも… 「っ!!」 隼人が手を伸ばして、あたしの頬を包み込んだ。 大きな手が、あたしの頬をすっぽり包む。 もっと信じられないのは… ―――――え……? それは、ゆっくりと近付いてくる…隼人の顔。 いや、気のせい…じゃ…ない? 綺麗な顔は間違いなく近付いてる。 でも、 「隼人様。お母様がお呼びです」 それは、運悪く来た隼人の執事によって止められて。 「あぁ…すぐ行く」 隼人はあたしから離れた。 離れてしまった、温もりが…恋しい。