―……… 「よし!!」 滅多にしない化粧だけど… 今回はうまくいった。 あれから授業が終わって。 もちろんあたしは家へダッシュ。 お風呂に入って、ピンクのドレスを着て。 セミロングの髪をリボンで結わえて、たった今…化粧が終わった。 荷物確認だって、大丈夫! プレゼントだって持ったし… 時計を見ると、ちょうど出る時間の5分前。 「行ってきまーす」 キッチンにいる、お母さんに声をかけると、 「お土産に隼人君の心を持って帰るのよ!!」 なんて、とんでもない言葉が返ってきた。