星月夜~平凡♀×人気者♂~【短編・完】



「ちょっと、真保!!!」


「どーゆーことよっ!?ズルいじゃない!!」


「何話してたのっ!?」



…あぁ、忘れてた。


隼人の取り巻きの存在を。


あたしと隼人が二人っきりで話すと、いつも絡まれる。


そして、質問攻めが待ってるんです…はい。


でも…


キーンコーンカーンコーン…


いつも授業開始のチャイムに助けられる。


今日も都合よく鳴ってくれて、ラッキー♪


取り巻きの子達も、次の時間には忘れてるからまともに質問に答えたことはない。


「真保~今日も運がいいじゃない」


「…いいよね、玲奈は見物人だもん」



恨めしげに言うと、玲奈は楽しそうに笑って授業の準備を始めた。