さくらが出て行った後の部屋の空気はとても暗かった

土「まさか、あいつにあんな過去があったとはな…」

重々しく土方さんが口を開く

総「悪いことを、してしまいましたね」

僕も思ったことを素直に口に出す

さくらは、苦しんでいたのに僕は何もできなくてっ…!

総「ケホッ!ゴホッ?!」


突然、嫌な咳が出た

近「だ、大丈夫かい?総司」

心配そうに近藤さんが言ってくる

総「大丈夫ですよ、近藤さん


ただの風邪ですから」