笑えていたりすると わかる
わたしが生きていること

悲しくなって枕濡らせば
独りになれる
温かいもの 触れることに
極端に不慣れで
他人を傷つけてしまう言葉は
ガラスの破片

光射す場所だと
理解するのに時間がかかって
気がつけば 君は居ない

泣いていたりしても わかる
わたしが生きていること

求め続けて心痛めれば
苦しくなれる
忘れたもの 思い出すことに
ひどく慣れてしまった
忘れないためにつけた傷は
かさぶたにはならない