キミにありったけの星屑を





先生が出席をとりはじめて、私の前まで順番がきた。




少しずつ鼓動が速くなっていく。



つ、次だ…




「佐倉莉緒」


「は…」




ガラガラガラ



「おはようございまーす」



突然教室に入って来た"彼"によって私の小さな返事はかきけされてしまった。



そして遅刻にも関わらず、何事もなかったかのように私の隣に座る。




「伊勢谷ー、お前遅刻だぞ」



「あ、バレた?」




いたずらっ子っぽく舌を出して言う伊勢谷くんにクラスのあちこちからクスクスと笑い声が聞こえる。