笑えない私を愛して

俺は驚いた。

口調も驚いたけど、コイツの雰囲気が暗いというか何か抱えてるような感じがした。

俺はそういうのには敏感だ。理由はまた今度言う。

それにコイツの目、

滅多に人と目を合わせないと聞いたがここまで人と目を合わせない人は初めてだぞ?

それでも一瞬だが目が合った時のコイツの目は、言えば死んでた。

『絶望』という言葉が似合うくらいコイツの目は闇に染まっていた。

光も何も映らない、ただ真っ暗な目。

コイツは初めに保健室にいた女と話をしてた。

コイツは女と話してる時、笑った。

だけど、俺は気づいた。

コイツ、心から笑ってねぇ。

全て作り笑いだ。