笑えない私を愛して

『そうなんや。体の方は大丈夫なの?』

私はニコッと帆乃香に笑いかけた。

作り笑いとして。

それを知らない帆乃香は嬉しそうに

「うん!大丈夫!ありがとう!」

と言った。

亮「(コイツ…心から笑ってねぇ。何故だ?

お前の過去に何があった?)」

亮太がこう思ってる事に華蓮は知らなかった。

『そか。んじゃ、華蓮戻るな。カバン取って来なきゃいけないし』

帆「あ、華蓮!」

『ん?』

帆「ウチのもお願いしていい?」

『うん。いいよ(ニコッ』

帆「ありがとう!」

なんでお前のまで持って来なきゃいけねぇんだよ

あ、

『そういや、お前名前は?』

私は亮太に名前を聞いた。

下は知ってるけど、集会の時にうるさくて名字までは聞けなかった。

亮「は?前言ったし」

『前のは聞こえなかったのだ』

亮「もう言わねぇ。めんどい」

『あっそ。んじゃ、またな。亮太』

亮「お前、知ってんじゃねぇか。しかも「先生」と呼べ」

『誰がお前なんかに「先生」って言うか』

私はそれを言うと保健室を出た。