男の子はそう言ってさっきよりも強く私を抱きしめた。
この男の子がどこの誰なのかも全然知らない。
でもこの言葉は、1番私が欲しかった言葉。
誰かにずっと言って欲しかった言葉。
『うぅ……ぅ……ぅぁぁああああ!』
その言葉を聞いて私は名前もどこに住んでるのかも知らない男の子の胸の中で泣いた。
?「落ち着いたか?」
『うん』
?「あ、そう言えばお前名前なんていうんだ?」
『人に名前を聞く前に自分の名前を名乗ったらどう?』
?「やっぱそだな笑
俺は小林 仁だ!仁と呼んでくれ。」
『仁ね。岡林 華蓮よ。』
仁「華蓮、お前過去に何かあったのか?」
『?!』
仁「良ければ話してくれないか?」
私はもうどうせ死ぬならいっその事言おうと思って数分前に出会ったばかりの仁に過去と今の状況を話した。
