『どうして?華蓮、いっぱい頑張って笑ったよ?泣かなかったよ?いっぱい我慢したよ?』


ねぇ…なんで…?


仁「お前には帰る場所がある。そこには待ってる人がいる。その人を置いてここに来てはダメだ」


『何言ってるの?華蓮は仁の側がいい!仁の側じゃないとヤダ!ねぇ…どうして?迷惑だった?嫌いになったの?』


仁「華蓮、違うんだ。そりゃ、俺個人の考えでは何としてもお前をここに連れてきたい」

『なら!』

仁「でも、ダメだ。お前は帰れ。」

『じ……ん…?』


仁「華蓮…幸せになれよ…。例え、死ぬ時が来ても幸せだったと思えるような人生を歩め」

『ヤダ!置いて行かないで!1人にしないで…仁…っ!』

仁「辛い想いをさせてごめんな。華蓮…愛してるよ」

『仁!待って!仁ーー!!!』