笑えない私を愛して


『誰にも言うなよ』

亮「それは無理かな。報告せなアカンし。」

『言うんだったら華蓮、消える』

私はそう言って廊下に出た。

すると亮ちゃんは

亮「分かったよ。」

けど、私は亮ちゃんと反対方向へ廊下を走った

亮「おい、どこ行くねん」

それから数分で私、岡林 華蓮は亮ちゃんに捕まった。

亮「お前、なんで逃げた」

『どっか行け』

亮「なんで逃げた」

『1人に…なりたかったから。』

亮「なんで?」

『…っ!もううるさい!これ以上関わるな!迷惑なんだよ!そうやって、華蓮に近づいて飽きたら裏切って…離れてく。そういうのホンマに疲れんねん!お前みたいな新入りのニセ教師には華蓮の気持ちなんか分かるわけない!華蓮は……華蓮はっ……!?』

私は絶対コイツには言わないと決めてたのに、つい本音を言ってしまった。

でも私はもういいやと思い、続きを言おうとしたら私は亮ちゃんに抱きしめられてた。

亮「お前…こんな小さな体でそんな重いもんを背負ってたのか…。凄いやん。辛かったな。でも、華蓮。お前は1人じゃねぇぞ!俺がいるやん。俺を頼れ」

なぜ、あなたは私にそんな言葉を言うてくれたの?


『ぅ…うぅ……っ…』

亮「我慢するな。ここは誰もいない。今は講習会で人は来ない。だから泣け。溜まったもの全部泣いて吐き出せ」

『う……うぁぁぁぁぁああああああんんん!!』

亮「お前はよく頑張ったよ」

私はあの時から泣けなかった。

あの時から今まで泣けなかった涙をほぼ全て出した。

私は泣き疲れて亮ちゃんの膝の上で寝てしまった。