日向子side
『別に違うから。勝手にそう解釈すんな。』
って言って華蓮はブロック席に行っちゃった。
日「あぁ、またひねくれちゃった。」
亮「アイツ…華蓮はいつもあんな感じなんか?」
小谷先生がそう言った。
日「ううん。前はもっと笑ってたし、今よりももっと明るかったんだ。でも華蓮に何かが起きて、それから華蓮はあんな感じになっちゃった。
華蓮は、よく1人で抱えるから…。
華蓮を助けたいけど、華蓮がそれを拒むの。だから何も出来ない。」
きっと華蓮は私が華蓮の事を嫌ってるって思ってる。
違うのよ…華蓮。
私はあたなを救いたいだけなの…。
お願い、気づいて…。
日向子と亮太が話してた会話や、日向子の華蓮への思いは華蓮は知らない。