血塗れの廊下【短編集】



「って事で今から花子さんに会いにいきましょ!」

「えーっ?」


「まじで茄波言ってんの!?」


周りの女子は茄波の発言に
吃驚する。


当然この話を聞いた後で
花子さんに会うなんて

大抵の人は嫌だって言うでしょう


「えー…じゃあ有利行こう」

「えっ!?」


茄波はニコニコ笑顔のまま
私の腕を掴んだ