「まさか…幽霊!?」
驚いて、つい言葉を発してしまった。
今までそんな物見た事ない。でもなんで今日に限ってみてしまったんだろう。
足が震える。背筋がぞっとする。
「っ!」
慌ててバッグを地面に落としてしまった。
その少女は落とした音で気づいたのか、こちらを振り向いた。
「気づかれた…!?」
どすんと尻もちをつく。
腰が抜けて立てないし、動けない。
「来ないで…!」
するとその少女は私に近づく事もなく、一目散に獣道の先を走り出した。
「待って、一人にしないでよ!」
気づいたら私はバッグを置いて、震える足で、その少女の跡を追いかけていた。
その少女と同じく、暗闇の中を一目散に。
―この出来事が全ての始まりだと気づくのは、もう少し先のお話。
驚いて、つい言葉を発してしまった。
今までそんな物見た事ない。でもなんで今日に限ってみてしまったんだろう。
足が震える。背筋がぞっとする。
「っ!」
慌ててバッグを地面に落としてしまった。
その少女は落とした音で気づいたのか、こちらを振り向いた。
「気づかれた…!?」
どすんと尻もちをつく。
腰が抜けて立てないし、動けない。
「来ないで…!」
するとその少女は私に近づく事もなく、一目散に獣道の先を走り出した。
「待って、一人にしないでよ!」
気づいたら私はバッグを置いて、震える足で、その少女の跡を追いかけていた。
その少女と同じく、暗闇の中を一目散に。
―この出来事が全ての始まりだと気づくのは、もう少し先のお話。

