君が居る

「クォーターってこんなに現れるもんなのか?」





外人要素って最後に呟いた春輝。





「分かんない。けど、私は外人の血が多いのかも。」





あの日々が頭をループする。





囚われの身の私は、どうしたら楽になれるんだろう…。





春輝に腰まで伸びた髪をすかれながら、そんな事を考える。





頭撫でてくれたのなんてお兄ちゃんくらいだったなぁ。





「何やってんだお前ら。」





真白の怒ったような声で春輝が私からスッと離れた。




「お前が居なくなって怖くなったんじゃね?

震えてたんだよ。だから抱きしめた。」





なんか文句あるか?





みたいな顔で真白と夏を見る春輝。