君が居る

「えっ?!あっごめん!腹筋ヤバいなって思って。」





腹筋を考えたらやっぱり思い浮かぶのは、秋のあの傷で…。





春輝は知ってるのかな?





知ってるよね?





でも聞いちゃいけないよね…。





うーんって唸ってたら





「……俺より本人に聞けよ。ただ言えるのは


あいつを闇から引きずりだしてくれ。頼む。」





そう言ってどこかに歩いて行った。





『あいつを闇から引きずりだしてくれ。』





あぁ、春輝は優しいって。



そう思った。





「だよね…。頑張る。」





拳を握って、とりあえず水着に着替えに更衣室に入った。