君が居る

「美味しくないと許さないから。」





ソッポを向きながら言う秋は何だか可愛い。





「ふふっ。大丈夫。料理には自信があるからね!」





「ふーん…。期待はしないよ。」





なんだか、大きい弟みたいだ。





秋と夏に手伝ってもらいながら作ったパスタ。





まぁ、さすが男子。





料理が出来なさすぎ…。





「「「「いただきます。」」」」





4人が食べ始めたのを見て、私は朝干して行った洗濯を取り込む。





「5人分って多いなぁ。」





カゴを持ってベランダから戻ろうとしたら





「げっ?!」





ベランダの段差に足を引っ掛けて前のめりに倒れそうになる。