君が居る

足早に私は生徒会室を出た。





曲がり角に差し掛かった所で走り出す。





落ち着け私。





大丈夫。私、大丈夫。





魔法の呪文を自分に言い聞かせる。





魔法…。呪縛かな…。





走りながら自虐的な笑いが漏れる。





あと少しで玄関って所で誰かにぶつかった。





「うわっ?!」





「うきゃっ?!」





前のめりに倒れそうになると





「ちっ。」





舌打ちが聞こえて、腕を引っ張られた。





そして私は、その人の上に倒れ込む。





「いっ…。あっ!ごめんなさい!!大丈夫ですか?!」





起き上がってぶつかった人を見ると