君が居る

「どういう事だよ?」





連れて来られたのはベタな体育館裏。





背中に壁。横に真白の腕。





つまりこれは、女子の憧れの壁ドンってやつ。





完璧な勘違い。





まぁ、紙に書いてあるカッコは読まないもんね。





「私のお題は、大切な人。だけど、その下にカッコがあって、彼氏彼女、また家族以外の異性。」





そう言うと





「マジ?」





「マジ。」





若干目を開いて聞いてきた。





そしたら、今度はしゃがみ込んで





「俺ダサッ。」





「今さら?」





クスクス笑いながら、真白と同じようにジャガム。





「生意気。」





鼻をつままれたけど気にしない。





だって今凄い嬉しいから。