君が居る

走って走ってたどり着いたのは





「パパ、ママ。」





両親の墓の前。





つくづく行く宛が無い事を思い知らされる。





「恋って、何かな?

私は、君が居れば良いって思うのに、うまくいかない。
私は、独り善がりな恋をしてるのかな?
分かんないよ…パパ、ママ。」





座って泣き出す。





私を見つけられる人なんて居ない。





誰も私がここに居るなんて分からないんだろうな…。




「パパ、ママごめんなさい。
あの日、早く帰って来てなんて言って。
私が言わなきゃ、2人は死ななかったのに…。

私が消えれば良かったのにっ。」





いくら懺悔してもしたりない。





私は、疫病神かもしれない…。